個人的PIPER DOLLの感想② <PREMIUM TPEとは>
前回はPIPER DOLLのシームレスボディについて、個人的な感想をお話しした。
今回はもう一つの特徴である、素材の最高品質 PREMIUM TPEについて。
以前、エラストマー素材(TEP)の記事で書いたが、TEPは医療現場でも使われる、熱で柔らかくなるゴムみたいな弾力のある素材である。
それを踏まえて…PREMIUM TPE。
プレミアムを冠したTPEである。
きっとTPEよりも、何かがすごいのだろう。
では、その何かとはなんだろうか。
以前のTPEの記事でもちらっと触れたが、まず、触り心地が格段に違う。
とにかく全身がぽよぽよとやわらかい。
私が思うに、実際の女の子よりも柔らかいのではないだろうか…?
少なくとも、私よりは柔らかい。
この感触は、ある程度脂肪がついた身体ではないと実現できない気がする。
ドールのような体形で、全身この柔らかさの女性というのは、果たして存在するのだろうか?
リアルの女性、というよりも、「女性」という言葉から連想する柔らかさ、とでも言えばいいのか。
理想の女性のイメージを具現化したら、こんな触感になるのかもしれない。
ちなみに通常のTEPとの触り心地の違いについても、先程紹介したTEPの記事に書いたので、よかったら参考にしてほしい。
ベルドール東京にある、サンプル用ラブドールを触り比べた感想を述べている。
柔らかいが故の難点もある。
まず、跡がつきやすい。
傷もつきやすいかもしれない。
大切に扱っていたはずなのに、どこかにぶつけたのだろうか、太ももに傷がついてることもあった。
そして、その吸いつくようなもち肌は、私の手だけではなく、着せようとしている洋服までも引き寄せて離さない。
ラブドールにベビーパウダーはなくてはならないものだが、より必須だなと痛感した。
それでも。
それを補って余るほど、私はこの柔らかさのとりこだ。
傷がつかないように、跡がつかないように。
自分のこと以上に細心の注意を払いながら相対するが、それに対しての不満はない。
そんな労力も惜しくないような触感なのだ。
そんなPREMIUM TPE。
個人的に、このぽよぽよとした素材の偉大さを知ったのは、写真を撮っている時。
もちろん、触った時の衝撃もすごかったけど。
ポーズを撮らせた時の肉の歪み方、と言えばいいのか。
接した面が押されて歪むその様が、なんだかリアルで感心した。
個人的に好きな公式写真。
お腹までも、やわらかそうに見えてくる。
個人的に好きな公式写真その2。
むっちりしててやわらかそうな太ももに目がいってしまう。
と、ここまで言葉を連ねてきたが、PREMIUM TPEのこの感触は、到底伝えきれるものではない。
そう。そこでサンプル用ラブドールの出番だ。
百聞は一見に如かず。
もし、興味があれば、ぜひ触りに来て欲しい。
この感動を分かち合おうではないか。
文:見習い魔女っ子ジェシー