ラブドールのお手入れ<メンテナンス編>
ラブドールに使う化粧品やウィッグは、人間用の物がほとんどです。
女性向けの製品が多く、何を使ったら良いのかわからないというユーザーさんも多いのではないでしょうか。
今回はそんなユーザーさんのために、ラブドールのメンテナンス用品のおすすめ製品や、選び方のポイントをまとめてご紹介します。
ボディのメンテナンス
クレンジング
TPEのラブドールは普通の人間用化粧品でお化粧をすることができます。
そのため、メイクも人間用のクレンジングオイルで落とすことが可能です。
クレンジングオイルは「ディブ オリーブ&アルガンクレンジングオイル」などオリーブオイルと融合したタイプの製品がおすすめ。
なお、クレンジング剤はドールの汚れ落としにも使用できます。
シルコット
メイク落としや清掃に使うコットンは、化粧用コットンであればどの製品でも使えますが、毛羽立たないものが良いでしょう。
なかでもイチオシは「シルコット」です。
使いやすく容量が多いだけでなく、繊維が出てこないため綺麗に使えます。
ベビーパウダー(天花粉)
入浴やメンテナンスの仕上げに使うベビーパウダー。
どのパウダーを使っても仕上がりに大きな影響はありませんが、ネット通販などで購入する場合は無香料の製品を選ぶのが良いでしょう。
香料が含まれている製品は好みが別れるため、香りが自分に合わなかった場合買いなおす手間が増えてしまいます。
またベビーパウダーにはパウダーを塗るための「パフ」がついている製品と付いていない製品があります。
付いていない製品の場合、100円ショップやドラッグストアなどで購入する必要があるので注意が必要です。
中性洗剤
ドールは人間と同じボディソープで洗うことも可能ですが、あまり汚れが落ちません。
ドールの洗浄には中性洗剤がおすすめです。
中性洗剤とは、台所用洗剤やお風呂用洗剤、洗濯用洗剤など酸性でもアルカリ性でもない洗剤のことを指します。
パッケージ裏を見ると書いてあるので確認してみましょう。
特にしつこい汚れには、中性洗剤にセスキ粉末を混ぜて使うのが効果的です。
中性洗剤4割にセスキ6割の割合で溶き、ドールの汚れに使います。
ウィッグのメンテナンス
櫛
絡まってしまったり、経年劣化で絡まりやすくなってしまうウィッグはブラッシング道具からこだわるのが効果的です。
なかでも「タングルティーザー」は世界中に愛用者がいるヘアケアブラシで、大変使いやすく当社のドールユーザーさんからも人気のアイテムです。
毛量や毛質によって種類が選べますが、ウィッグの場合はノーマルタイプで問題ありません。
ウィッグ専用オイルスプレー
ウィッグ専用スプレーにも種類がありますが、なかでもオイルスプレーがおすすめです。
オイルスプレーは髪の摩擦を減らすことで静電気を発生しづらくし、ウィッグの劣化防止になります。
同時に髪のもつれや絡まりといったトラブルも軽減してくれるので、触れた時のウィッグの質感が良くなります。